植物の見た目を大きく左右する鉢の役割。
植物を趣味とする皆さんなら、まず悩んだことのあるであろう「鉢」について
先日長野で賑わいを見せた「NAGANO PLANTS MARKET」でも多くの鉢が並んでいた。
もはやアガベ等の塊根植物を育成するのに「このアガベにはこの鉢」ではなく、
「この鉢にはこのアガベ」なのだ。
それほど今、鉢は個性的で魅力的なものが多い。その一部を紹介したいと思う。
- 陶器鉢
まずは外せないのが陶器の鉢である。うちの植物にも大小使っている。
なぜか塊根植物には和風のものが多いが、まあ一番しっくりくる気がする。
水捌けも考慮されていて、根腐れや鉢内部の蒸れを気にする植物にピッタリ。
KAMIYAMA -ZUNDO- POT【BLACK 3.5号】10cm×11cm かみ山陶器 寸胴 鉢 黒 信楽焼 底穴大きい トールタイプ マットブラック 陶器
このサイズは縦に根を張るアガベにはちょうど良かった。
- プラ鉢
一番多く使われているのではないか。やはり軽いし、安価なので育成段階の子株や発根管理にはプラ鉢がいい。
鉢底に穴を空けて水捌けの調整もできる。
BLACK PLASTIC POT【STANDARD TYPE】10cm×8cm 黒 プラ鉢 3号 4号 植木鉢 ブラックポット
スリット状の水抜き穴があるのはやはりプレステラ。植物のことを考えれば、一番いいのはプレステラなのだろう。
プレステラ深鉢 黒(ブラック) 105 スリット入りプラ鉢 10個
- 3Dプリンター鉢
まだ私も使ったことがないのだが、3Dプリンターで製作した鉢も検索すればわんさか出てくる。
それでしか表現できない構造もあり、かなり興味深い。水捌けの調整も自在とのことで時代を感じる。また見た目もシックでかっこいい。
とまぁ大まかには上記の3種類だが、鉢選びは何せ楽しい。まずは植物の健康状態にあった鉢選びはマストだが、大いに個性を出せる植物の楽しみの一つだった。